「たーたん」(西炯子)8話
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第八話
奥村先生のあとをつけて自宅をつきとめた鈴と吉川。
窓から見える奥村家は先生と旦那さん、二人の子供に囲まれたとても幸せそうなものだった。
「・・・上田さん、だからさ・・・奥村先生は・・・」
吉川はこれで鈴も納得してくれるんじゃないかと期待した。
「・・・そうか・・・」
しかし鈴の妄想は斜め上を走っていった。
「・・・うちを出てから15年も経つんだもんね・・・再婚・・・してても仕方ないんだよね・・・」
(それでも誤解する!?)
吉川はその予想外っぷりに動揺した。
「てか・・・そもそも先生は上田さんのお母さんじゃ・・・」
それが結末のはず。
慌てて吉川は言おうとするが鈴の耳にははいらない。
「昔うちを出るくらいのことがあったんだとしても・・・私だってもう大人の事情はわかるんだよ・・・たーたんだって・・・もう昔のたーたんじゃないんだから・・・」
鈴は奥村先生お母さん説を確たるものにするために行動を起こすことに決めた。
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